蒸しタオルを使ったクレンジングの方法。効果と手順について
クレンジングの前に蒸しタオルを使うといいとされていますが、ではクレンジングの前に蒸しタオルを使う目的はなんなのでしょうか。 それはスキンケア前に蒸しタオルで肌を温め毛穴を開くことで、しっかりと汚れを落とすことができ、浸透力を高めた状態で保湿することで毛穴を引き締めることが目的です。
蒸しタオルを使ったクレンジングの方法・手順
蒸しタオルの基本的な手順は、
- クレンジングでメイクを落とす(メイクをしていない場合は不要)
- 蒸しタオルを準備する
- 蒸しタオルを当てる(顔に乗せて2〜3分程度。)
- 洗顔料で顔を洗う
- 保湿をする
という流れです。
蒸しタオルは、水分が垂れない程度に、ゆるくしぼったフェイスタオルをお皿にのせ、電子レンジで30秒〜1分くらい温めて作ります。
火傷に注意。
蒸しタオルを使ったクレンジング。肌への負担は?どれくらいの頻度が良い?
熱すぎる蒸しタオルは肌がやけどしてしまい、ヒリヒリ赤みを帯びたりしてしまい肌に負担になってしまうため、注意してください。
また蒸しタオルの頻度ですが、絶対に毎日するのはやめてください。
なぜかというと、頻繁に蒸しタオルをすることで、毛穴が開きすぎてしまうという可能性があります。
肌がたるんでいるように見えたり、毛穴が目立つようになってしまいます。
そうなったら蒸しタオルのやり過ぎということになります。
ではどのくらいの頻度がいいのかというと、肌質にもよりますが、1ヶ月に多くても10回前後くらいがいいでしょう。
それ以上やって肌が悪いのなら間違いなくやり過ぎです。
蒸しタオルを使う際のクレンジングは何が良い?
基本的に蒸しタオルを使う際のクレンジングにどれが良いとかはありませんが、まずいえることは安価なクレンジング。
これは、蒸しタオルを使っていなくてもいえることですが、安価なクレンジングは刺激が強すぎます。
一方、それなりに金額がするクレンジングは刺激がマイルドなので蒸しタオルをしながらクレンジングすると汚れ落ちがよくなります。
また、おすすめなのは炭酸クレンジングです。
炭酸が肌をやわらげ、蓄積した古い角質などを落としやすくして、じんわりと肌を温める温感作用によって古い角質に吸着する炭酸の性質を温感作用がサポートし、肌の潤いは守りながら、さらに古い角質や毛穴の黒ずみ汚れを洗い落としやすくしてくれます。
お風呂なら蒸しタオルを使う方法と同じ効果が得られる?
浴槽にお湯をはれば、浴室は次第に温まり、さらに浴槽につかって体や肌を温めることで毛穴が開きやすいので湯船に浸かるなら蒸しタオルと同じように効果を得られでしょう。
ここでも熱すぎるお湯に浸かるのではなく、適温でゆっくりと浸かることが大切です。
ただし、シャワーの場合は蒸しタオルと同じ効果は期待できません。
というのも浴室が温まっていませんので、特に寒い時期には同じような効果を期待できません。
お風呂で効果的にクレンジングする方法
お風呂でメイク落としや洗顔を行う場合、どのタイミングがいいのか、やっぱり効果的にメイクオフしたですよね。
まず、洗髪したあとにクレンジングをすること。
これは先にクレンジング、洗顔をしてしまうとシャンプー剤などが顔にかかることがあり、もしかかったなら綺麗に洗い流す必要があるため洗顔回数が増えてしまいます。
クレンジングや洗顔を効果的にするならシャンプーの後のほうが良いでしょう。
蒸しタオルの効果を狙ったのがホットクレンジング
蒸しタオルは効果的なのはわかるけど、忙しい人には蒸しタオルを準備するのは大変でしょう。
仕事で疲れていたりするとその作業すら億劫になってしまいますよね。
そんなときに良いのがホットクレンジング。
ホットクレンジングとはその名の通り、使用すると肌にポカポカと温かさを感じる、クレンジング料です。
肌表面を温かく包みこむ「温感」によって、肌をやわらげながら使用することができます。
つまり、蒸しタオルと同等の効果を狙っているクレンジングといえます。
ホットクレンジングのメリット
ホットクレンジングには、メイクを落とす以外にもいくつかメリットがあります。
まず、毛穴汚れの解消効果です。
ホットクレンジングは、お肌の表面を柔らかくしながら、馴染ませることで固くなった毛穴に詰まった汚れやメイクを浮かし、毛穴の中まで綺麗に洗い上げてくれます。
また落とすだけじゃなく、保湿効果もあります。
ホットクレンジングにはグリセリンが配合されていて、保湿や保水の役割があり、長時間水分を蒸発しにくくするので乾燥しやすい肌にもホットクレンジングはおすすめ。
ホットクレンジングのデメリット
メリットがある一方で、デメリットもあります。
まずは、ニキビがある場合にはあまり向いていないということ。
温めることで、悪化する恐れもあります。
できものができている時は、控えましょう。
また、濡れている手では使えなかったり、オイルを使っている人がジェルを使うと、メイクの落ちが悪いと感じてしまいます。
まとめ
蒸しタオルは毛穴や角質ケアにとても効果的なものですが、場合によっては悪化してしまうことがあるので正しい方法、特に頻度はやり過ぎ注意です。
また、ホットクレンジングも同様に正しい使い方をしながら、肌の環境を整えてあげましょう。
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